「体育の先生になりたい」と入学する大学生は多いです。でも実際、1年に1人現役合格できれば、という現状。
でも体育教師(正規の教員)は増やさず、部活は地域移行や民間へ、の流れ。
まずは夢や希望のある若者を正規の教職員で雇う。その後に地域や民間の力「も」借りる。
なぜこうしないのだろうと疑問でした。
正規教職員倍増する前に部活を地域移行をしようとする流れがどうしても納得いきません。
単なるコストカットで派遣会社に外部委託は許さない。
そこで
「次期愛知県スポーツ推進計画(仮称)骨子案に対する意見の募集について ↓
↑に以下のコメントを送りました。ポンとは以下です:
- 部活地域移行の前に正規教職員増やせ
- 大学生は体育教員は安定してないと思ってる
- スポーツ振興するなら雇用を安定させて
地方の税は財源ともいえるが、国の #税は財源ではない 。
地方交付税もっと出して正規教職員と給料倍増できます。以下送ったメッセージです:
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愛知県の大学でスポーツ系学科の教員です。体育の教員になりたいゼミ生や教育実習生の巡回指導などする現場の立場から意見させてください。
骨子案熟読しましたが、正直これで「スポーツ推進」は弱いです。理由は、長期的視点の欠落です。
5年計画で中長期の視点で見ることが難しいかもしれません。ただ、スポーツに携わる人材への投資が言及されていないと成長しません。
たとえば「子どものスポーツ活動の充実」で「…学校体育のさらなる充実を図り」とありますが、そこで働く正規教職員の増加が触れられていません。
「地域への移行」の前にまずはスポーツ指導ができる「正規」の教(職)員を幼稚園、小中校大学に正規で雇用してください。県職員でも良いです。派遣や外注はダメです。
スポーツ系大学には「健康運動指導士」の資格を取った若者が多くいます。こういう若者が安定して活躍できる場を創出してください。
スポーツ頑張れば安定した職にもつけるという安心感が必要です。
教育実習に言った学生が「本当は教員になりたいが安定のため民間に行きます」と言ってます。スポーツでは食っていけないのです。
これが改善できてやっと「スポーツ推進」も可能になります。
国と違って財政の縛りがありますが(本来もっと地方交付税を出すべきですが)、積極財政で正規雇用のポストを作ってください。
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以上、意見が届けばよいです。
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