日本

『愛と誠・完結篇』が描く成就しない愛

『愛と誠・完結篇』(1976年公開、監督:南部英夫) 実写化映画3部作の最終。 こちらで2作目の雑感も書きましたが、 1作目:一般人 vs 不良 2作目:不良(スケ番) vs 不良...
映画研究

『続・愛と誠』におけるスポ根とスケ番の敗北

『続・愛と誠』(監督:山根成之、1975年、3.15) ここで第一作の雑感を書きましたが、第二作目の気づいた点を記録です。 引き続き演技の時代を感じますが、色々と学べます。 前回は、主人公誠...
映画研究

山根成之監督『愛と誠』が描く昭和の男性像と女性像

山根成之監督『愛と誠』(1974年) 原作:梶原一騎、作画:ながやす巧。(『週刊少年マガジン』(講談社)1973- 76年連載. 梶原一騎のスポコン世界観や1970年代がどんな感じかを知るために視聴。 正直、演技の...
政治

財政破綻論と「やむにやまれぬ大和魂」の典拠とその真意

財務事務次官(事務トップ)の発言 矢野康治(2021年当時の財務事務次官)は 「最近のバラマキ合戦のような政策論を聞いていて、やむにやまれぬ大和魂か、もうじっと黙っているわけにはいかない、ここで言うべきことを言わねば卑怯でさえあると思い...
映画研究

『マイ・プライベート・アイダホ』と90年代アメリカ若者の迷走

大学院時代にジャック・ケルアック『路上』(On the Road, 1957年)を読んだ際の記憶がよみがえてきました。 『路上』では、戦後のアメリカの若者のもやもやを、 車での移動 ジャズ 酒 性 禅...
映画研究

『ヒマラヤ杉に降る雪』における戦後日米摩擦と救済

スコット・ヒックス監督『ヒマラヤ杉に降る雪』(Snow Falling on Cedars, ケネディ/マーシャル・カンパニー、アメリカ、1999年,) 原作:デイヴィッド・グターソン(David Guters...
映画研究

ダニー・ボイル監督『イエスタデイ』が描く異文化融合の前提

ダニー・ボイル監督『イエスタデイ』(Yesterday, イギリス・アメリカ、ワーキング・タイトル・フィルムズ、2019年) イギリスと音楽に関して調べていて出会った映画。 ダニーボイル監督ということで興...
映画研究

大友克洋『AKIRA』における日本の退廃

大友克洋『AKIRA』(1988年アニメ映画)を見て感じた点を考察。 40年前にこんな漫画やアニメができていたなんて。 小学生の頃、実家の棚にあったなぁ。兄が読んでいたのだろうか。 その時は妙に凝った絵柄だなぁ、と...
パブリックコメント

パブコメ:「愛知県離島振興計画(案)」へ積極財政を求める 2

こちらで送ったパブコメ結果が出てました。 ↓ 「愛知県離島振興計画(案)」に対する意見募集の結果について 提出人数:3人 提出件数:4件 提出された意見の概要と県の考え方 ...
スポーツ

インド映画『ラガーン』におけるクリケット、税負担、分断と団結

アシュトーシュ・ゴーワリケール監督『ラガーン』(原題:Lagaan: Once Upon a Time in India)アーミル・カーン・プロダクション(2001年、インド) 良い映画でした。 ゼミでクリケットのことを...
政治

政治家へ送るメール文面:統一地方選 インボイス反対 立憲民主党

今までにインボイス制度について と記事を書いてきました。 このままだと本当にまずいと思って、選挙区の候補者に早速メール送ってみました。 返信もありました。 ...
パブリックコメント

インボイス制度で実質増税の実例(電気代)とパブコメ文面とその結果

※2023, 3/31に結果部分を追記 こちらでざっくり書いたこと。 再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法施行規則等の一部を改正する省令案等 こんな感じで意見求められてます。...