『がんばれ!ベアーズ』:アメリカのこどもの服従と反抗と野球

どうせ弱小野球チームを強くして、問題が出てくるものの、最後にはハッピーエンド、かと思いきや、それだけではなかった。

The Bad News Bears (1976) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers

 

BAD NEWS BEARS | Official Trailer | Paramount Movies

 

『がんばれ!ベアーズ』(The Bad News Bears、1976年、アメリカ)

 

  • マイナーとはいえ、野球選手の第二キャリア
  • 地域とこどもと野球
  • (こどもの)スポーツにおける人種、宗教、性差、階級
  • こども社会における格差・階級・家庭環境
  • 70年代のスポーツ指導とスポ根とその反動

 

などなど、様々な問題も読み解ける。

 

中盤までのどうしようもない野球プレー場面は、予測していても見ていてきつかった

ところが

女子ピッチャーアマンダの加入

プレーができていく過程は見ていて救済されていく。

ただ、

容赦ないいじめシーン

こどもたちの暴力(乱闘)シーン

これらはどうしても見慣れない

 

最後の試合場面は、次はどうなるかと目が離せない、独特の緊張感をうんでいた。

こどもの野球とはいえ、大人の介入により思惑が入り混じる。

相手ピッチャーのあの監督に対する反抗は、相手チームへの敵対心を超えて、もっと大きな体制への反抗とも読み取れる

70年代アメリカ

現実では反抗もできないこどもたちが

野球というプラットフォームを介して

反抗の場を獲得し

そこで不条理や矛盾を経験し学んでいく

そんな構図も読み取れる

 

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