ジョージ・リッツア『マクドナルド化する社会』と合理性と脱人間化

ジョージ・リッツア『マクドナルド化する社会』(正岡 寛司訳、1999年)

 

7章「合理性の非合理性」が面白い。

 

  • 効率や合理性を追求して作られたファストフード店やそのシステム
  • 効率よく食事できるはずが行列

 

日本の交通渋滞にも言及。合理性、効率、生産性の追求はその逆も生むことに注意。

合理的システムは人間を脱人間化させる性質を持っている。(p. 196)

 

この一文で 石田徹也「燃料補給のような食事」を思い出した。

 

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この作品が1994年だったのか。 脱人間化は90年代に始まっていたのだろうか。

 

「脱人間化」、してませんか?

 

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