【遠隔授業】YouTube, Microsoft Teams, Google Classroom, Moodle メリット・デメリット

遠隔でも英語教えられる

 

対面授業ができない。やばい。

 

こう思った教員、学生は多いのではないでしょうか。

私もそうでした。

 

ICT

(Information and Communication Technology の略、通信技術を使った今教育の意味で使う)

 

私は、こんなもの教育に必要ない、と思う方でした。

ところが いわば強制的にこのICTを駆使せざるを得ない状況になりました。

 

結果、とても良い経験でした。

この記事を読んでもらうと

どの遠隔授業のプラットフォームが良いか、わかります。

YouTube:オンデマンド方式ではこれが最高

メリット:とっつきやすさ

何といっても知名度抜群です。大学も

YouTubeを使ってアップロードしてください。

と指示するほど。

 

学生も使いやすいです。

対面後も

「先生、YouTuberなんですか!?」

と聞いてくる学生もいます。

 

メリット:ネット環境あればいつでも見れる

動画をアップロードしておけば、そこに教材が保存されてある状態。

好きな時に好きなだけ聞き直せます。

英語の授業であれば発音を何回も練習できます。

 

「何回も見れてよかった」

とアンケートに書く学生もいました。

学生はぽちっとボタンを押すだけで、授業が見れます。

いつでもどこでも。これが強いです。

 

デメリット:労力・準備大変

最初は苦労します。

  • どうやって録画する?
  • マイクは?
  • 設定は?

わからないことだらけです。

 

私が使っている必要最低限のツールとしては

 

 

こちらをご覧ください。

 

対面授業ではできるはずなのに、最初は緊張します。

そもそも一番最初の入りはどうすれば?

何もわかりません。

自分のしゃべり方の癖がでてたり。

 

いずれにせよやってみないとわかりません。

私のチャンネルですが

 

ちー the大学英語教員
このチャンネルは現役大学教員が日々の授業や、今ままでのスポーツ挫折・英語学習・イギリス大学院留学経験・留学業務の経験を活かして、英語の勉強や進路に悩む視聴者の支えになれればと創設されました。

 

はこんな感じにいくつかアップロードしました。

初期の頃は

 

  • 音が小さい
  • ぼそぼそしゃべってる

 

こんな感じですが少しずつ自分で気づきます。

 

Microsoft Teams:遠隔ライブ授業では重宝

メリット:授業録画・コメントがSNS形式で記録に残る

「投稿」

ここに連絡事項や授業のコメント課題など残せます。

Facebookの授業版と言う感じです。

チームのページに、色々な機能がついていてとても便利です。

 

「会議」

これで授業ができます。

録画も残せるので、欠席した学生にも

「これ見といてください」

ができます。

 

デメリット:管理してくれる事務担当が大変そう

Teamsを使っているのは非常勤先です。

こちらの大学では4月から遠隔授業がスタートし、最初はオンデマンド方式でした。

6月からTeamsがスタートしました。

その間、オンデマンドからTeams(同時進行型)の移行期間がありました。

ここで、事務担当の方々が学生・教員向けへ使い方や手順などかなり丁寧に詳しく説明を作ってくださいました。

これのおかげで大きな問題なくスムーズに進めました。

 

このサポートがなかったらとぞっとしています。

 

デメリット:参加者のマイク・音声・ネット環境

20~30名のクラスの授業やってると、何らかの問題があって、参加できない学生が1~2人います。

これに対応できないのがもどかしく、申し訳ないです。

どうしようもないのですが・・・。

 

デメリット:顔出ししてくれないと寂しい

対面をやったことがないと、顔を知らない相手に授業をすることになります。

学生は大体顔出しはしてくれません・・・。

完全に個人的な感想ですが、孤独です。寂しいです

知らない相手に一生懸命話しますが、何かつかみきれない気がします。

 

Google Classroom

こちらは本務校で使用可能で、「希望する教員は使用可能」というニュアンスでした。

Microsoft Teams と似た感じです。

メリット:google ブランドの信頼度

  • gmailとの連携
  • google document
  • google forms

などとの互換性や使い勝手で、こちらも使いやすいです。

Google Meetでウェブ授業も良い感じです。

 

デメリット:管理してくれる人いないと大変・煩雑

本務校では特にオリエンテーションがなかったので、辛かったです。

  • google classroomへの入り方(大学のアカウントでないと入れない)
  • メール連絡

以上を間違いないように私が全部やる必要がありました。

ミスのない心がけても

 

「google classroomに入れません。」

「ウェブカメラ・マイクの使い方わかりません」

 

など問い合わせが私に来ます。

さすがにこれに対応できないのが辛いです。

デメリット:google meetの録画ができない

大学のgoogleアカウント管理者の設定によってだと思いますが、

授業の録画ができません。

「録画しておいたので~みておいて」

ができないので、Youtubeのようなオンデマンド動画も作っておいた方がよさそうです。

Moodle

工事中

 

まとめ:なんでもやってみないとわからんからやる!

ネット環境さえあれば遠隔で何でもできます。

少しデメリットがありますが、メリットも多いです。

対面主義の私でしたが、遠隔でもいいのでは、と思うようになりました。

ここまで読んでくれたのであれば、授業のことや、自分の成長について、かなり考えているのだと思います。

なるべく早く始めましょう。

手っとり早くオンデマンド動画を作る時の気持ちの持ちように関しては

遠隔授業(オンデマンド型)に顔出しは必要なのか
オンデマンド型授業を7週やってみて、顔出しは必要ないことがわかりました。学生が何を求めているかについて考え、顔(見た目)よりも大切なものがあります。

こちらも参考にしてください。

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