【学習効率up】英語発音・リスニング・ライティングの精度を磨く

ディクテーション:聞いて、マネして、書いて、修正しまくる

 

以前書いたリピーティング(聞いた英語をマネ)の続編です。

 

【学習効率up】英語発音とリスニングを改善する練習方法と手順
英語学習では「音」を使ったリピーティング(音をマネる練習)が効果的です。私はこれを毎日やって(教材は主に Cambridge IELTS)イギリス大学院留学、TOEIC925(特に対策なし)取りました。教えている大学生も、発音が良くなりました。

 

↑を読んでから↓を読んでいただくとより効果的です。

 

ディクテーションは、聞いた英語を英語で書き取る練習、です。

 

リピーティングの「声を出す部分」を「文字で書く」に変えます。

これで、ディクテーションはできます。

 

リピーティングとディクテーションをセットでやることをおすすめします。

学習効果を最大化できます。

 

リピーティングはそれ自体でもかなりの効果があります。

しかし、弱点があります。

それは文字化できないことです。

音はどうしても文字化できません。

それを補うために録音が必要です。

録音できても、自分で修正するのが難しい人もいます。

 

そこでやっと文字の登場です。

まずは音、その後に文字です。

この徹底をします。

 

ディクテーションのデメリット

一つだけデメリットがあります。

ディクテーションは書く作業が入ります。

かなりつらいです。

疲れます。

脳も。

手も。

ディクテーションのメリット

ディクテーションは万能です。

 

  1. 聞く(リスニング)
  2. 読む(リーディング、頭の中で文章を前から読んでます)
  3. 書く(ライティング)

 

以上を瞬間的に、同時に行っています。

復習までを徹底的にやることで、英語力底上げができます。

 

英語学習と「音」と「文字」の関係

 

音楽に楽譜があるように、言語には文字があります。

英語学習では文字「も」使いましょう。

この「も」が大切です。

 

文字「のみ」や文字が先に来てしまうのは、実践的ではありません。

あえてリピーティングを先にやってから、ディクテーションをするのです。

自分のリスニング・スピーキング力を客観的に測れます。

 

「このスペルをどう発音するんだろう」

「こういう発音なんだ」

 

ではなくて、

 

「この音なんだろう」

「こういうスペルなんだ」

 

この流れです。

 

ディクテーションの効果

 

  • 単語のスペル
  • 発音(一文字一文字レベル)
  • リンキング
  • 文法力
  • スピーキング力

これを一気に学べます。

 

大学で英語の授業を担当する際は、必ずディクテーションを取り入れます。

大体授業の初回に「こういう形式でテストやるから」と練習します。

最初は大体できません

ですが、後半になってくるとすらすらできるようになり、

テストでもできるようになる学生が現れます。

こういう学生は授業中のパフォーマンスも高いです。

練習をしているからです。

 

ディクテーションを最大化するためのノート

 

英語学習、特にディクテーションでは大きいサイズをお勧めします。

 

  • A4サイズ(B5サイズは英語学習には小さい)
  • B罫 6mm幅 (A罫 7mm幅はスペースが大きく行数が少ないです。)

 

以上の条件に合うものであれば良いです。それが


こちらです。

 

A罫(7mm幅)だと行数が 35行しかありません。

罫(6mm幅)だと 41行あります。この6行差がノートに余裕を持たせます。

 

ディクテーションでは、行間に空白が必要です。

書いた後に修正するからです。

 

不要の紙切れの裏でもディクテーションはできます。

そして、たかがノートです。

しかし、何か月後続けた後のディクテーションノートは良い学習記録になります。

数百円の出費はもったいないかもしれません。

ただその数百円で効率を取れればコスパは良いです。

 

ディクテーションノートの使い方

ノートの端をメモスペースに残す

 

こちらはアメリカをはじめ英語圏の人たちには普通です。

 


英語圏ではこのようなメモが主流です。

イギリスに留学していた時、気づきました。

多くの学生が左側にメモ欄の仕切りがあるメモを使っていました。

イギリスの人たちはノートはあまり使いません。

というか文房具屋さんにあまり売っていません。

売っていてもかなり品質の悪い紙のノートです。

※ノートの質は日本が一番です。

 

他には「コーネル式ノート」という下にも要約欄を加えたノート術もあります。

私もこれをやっていた時があります。

ただコーネル式は、ノートづくりの方に意識が行き過ぎてしまうことがあります。

自分に合わなければ無理しなくても良いです。

 

ディクテーションでは、メモ欄を横に残していれば十分です。

 

次の行に行くとき1~2行空ける

 

超重要です。

初心者は2行空けがおすすめです。

後ほどの修正を書き込むためです。

修正の際は色を変える

 

  1. 黒ペン:聞き直さない(1~2回)
  2. 赤ペン:何回も聞きなおす(何度も)
  3. 青ペン:答え合わせ

 

という風に段階を経て色を変えます。

最初は真っ赤、あるいは真っ青になります。

ですが、これを繰り返すとだんだん

 

  • 青字が減っていく
  • 赤字が減っていく
  • ほぼになっていく

 

こういう変化を見ることができます。

リスニング力の成長を可視化できるのです。

 

番外編:ペン

細かいですが大切です。

少し気にしないとケガします・・・。

私は大学生の頃、アパートの大家のおばちゃんにもらった古びたペンを使っていたら腱鞘炎になりました。

朝右手の激痛で起きたのです。

動きません。

病院に行ったら

 

「書きすぎですね」

 

と。

 

古びたペンで書きまくっていると腱鞘炎になります。

書きやすいペンにしましょう。

 

まとめ:リピーティングとセットで英語力全体を上げる

 

  • ディクテーションは辛い
  • その分効果はある
  • ノートの使い方の工夫も必要
  • 修正のためのメモ欄・行間残して
  • 修正の段階で色分けして
  • 変なペンは使わない

 

以上毎日の日課にしてコツコツですがガンガン実力上げましょう。

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